宅配クリーニングのトラブルと防止する方法


宅配クリーニングは時間のない方にとって、とても便利なサービスです。ですが、そのサービス特有のトラブル事例も報告されています。一体どのようなドラブルがあるのでしょうか。また、トラブルに合わない為の方法も紹介していきます。
宅配クリーニングで起こったトラブルの事例
以下が実際に起こったトラブルの例です。内容を詳しく見ていきましょう。
トラブルを未然に防ぐ方法

スマートフォンの普及で世の中は完全にネット社会になっています。家にいながらにして大抵のことは済ませられるようになっていますが、宅配クリーニングもそんなサービスの1つ。もう重い毛布やコートを抱えてクリーニング店に出向く必要はありません。宅配クリーニングなら、集配も配達も自宅に来てくれるのです。
しかし初めて頼む場合や、トラブルがあった時を考えると不安はありますよね。不安を解消するためには確認作業を怠らないことが大切です。注文する前には、まず問い合わせ先のメールアドレスや電話番号が掲載されているかを確認しましょう。
ただ、仕上がり具合は一度試してみないと分からないですよね。万が一不具合があった場合の賠償責任の有無や、再仕上げのサービスがあるかも確認が必要です。明記されていない場合は問合せてみるようにしましょう。損害賠償基準は2015年10月に改定されています。
- 損害賠償の明記の有無はもちろん、改定日がきちんと2015年10月になっているかも要確認
クリーニングに出す前には衣類の状態を確認しておきましょう。店舗なら一緒に目視で確認できますが、宅配クリーニングではそれができません。シミの有無なども含め状態をチェックし、大事な衣類なら全体の写真も撮っておけば安心です。注意して欲しいポイントなどがあればメモに書いて添えておくのも一考です。
注文時にきたメールは必ず消さないよう保存しましょう。仕上がり日や料金について後々でも確認できます。疑問点があったらすぐに連絡し、いつまでに回答をもらえるかも確認しておくと安心です。
仕上がり品が届いたらすぐに開けてチェックします。 段ボールなどに梱包されて届くので、しわがついていることもあるかもしれません。 すぐに吊るしておけば大抵は1日でしわが取れます。 それでも取れないレベルの場合は、クリーニング店に連絡して相談してくださいね。
万が一、トラブルが起きてしまった時の対処法

宅配クリーニングは便利な分、トラブルに対して事前に知識を備えておく必要があります。
まず、衣類が戻って来ないという事態が多く有り得ます。店側が紛失してしまったのか、と慌ててしまいがちですが、まずは落ち着いて問い合わせることが重要です。紛失かと思ったケースでも、店やクリーニング工場の管理上のミスで届かなかっただけということが大半です。
大量の注文に対応する過程で、起きてはならないミスですが、なかなかゼロにできないものです。
管理ミスや紛失が多い場合、全国クリーニング生活衛生同業組合連合会が定めるクリーニング事故賠償基準にしたがって賠償を請求することも選択肢の一つです。
紛失のように、クリーニング店側の責任が明確な場合はこのような賠償を利用しやすくなりますが、利用者側か店側か責任の線引きが難しいケースがいくつかあります。
このようなケースでは、店側が事前点検でシミの発生を予測することができません。このような場合は紛失とは違い、いちがいに店側の責任として追及できるわけではないことを認識しておく必要があります。
虫食いがあるものを送ってしまい穴が空いてしまうのは、利用者側の保管ミスとなります。保管状態が悪かった衣類は、よく状態を確認してから洗濯にまわすか判断する必要があります。どこがトラブルの発生源かを判別することが、適切なトラブル対処の第一歩と言えます。