宅配クリーニングの不安要素

宅配クリーニングって大丈夫なの？利用前の不安なこと

宅配クリーニングの利用が、働く人たちだけでなく、主婦の間でも広まってきています。しかし、宅配クリーニングは直接店舗に持ち込むのとは違って、お店の人の顔が見えません。利用された事が無い方ですと、ちゃんとクリーニングされ、無事に返ってくるか心配になるかもしれません。
では、多くの方が不安に思っている事と、その予防策を紹介します。また、店舗側はどのような対応を取っているか見ていきましょう。

クリーニング品の紛失、破損が起きないか不安

例えば、宅配クリーニングのリナビスは、集荷は宅配業者さんが来られますが、洗濯物は、リビナス専用の集荷バックで行なわれます。各自が用意した紙袋や段ボールを使用するのでは、他の荷物と紛れ込んで、紛失されてしまう可能性が出てくるからです。 そして、専用の集荷バッグは、中身が外に出ないように、ファスナーで閉じて、結束バンドで固定されます。
店舗への到着後は、衣類が検品されたら、確認メールが届きます。ここで、もしメールが届かないようであれば、すぐに問い合わせましょう。

では、もしも、衣類が破損された場合はどのような対応をしてもらえるのでしょうか。リナビスの場合では、到着した衣類は一枚一枚丁寧に検品され、クリーニングできない衣類が混じっていたら、その衣類は、そのまま返却されます。判断の難しい衣類のときには、電話やメールで確認の連絡が入ります。このように、破損の恐れのある衣類は、クリーニングの前に何もしないで返却されるので、破損が起きることはほぼない仕組みになっています。

通常のクリーニング店でも破損のリスクは少なからずあるので、宅配クリーニングのリスクが特に高いというわけではありません。 宅配クリーニングの方が、管理や対応がしっかりされているので、安心して利用できると言ってもよいかもしれません。

仕上がり時のシワと料金トラブルについて

宅配クリーニングはお店に出向く必要がないため、忙しい人にはおすすめのサービスです。しかし、衣類を梱包して発送するという特徴がら、どうしてもタタミジワができやすくなってしまうというデメリットがあります。

宅配クリーニングの業者に寄せられるクレームの中でも、このタタミジワは多くを占めています。最近では、このタタミジワを極力予防するために、衣類の間に緩衝材を詰めたり、大き目の段ボールでゆったりと梱包したりなどの工夫がなされているようです。
荷物が届いたら早めに開封し、数日吊るしておけば、ほぼタタミジワは目立たなくなるケースが多いことから、早めに開封し、吊るすことを業者も奨励しています。

それでもタタミジワが取れない場合は、業者に連絡をして対応してもらうようにしましょう。業者によっては保証期間内でのシワに関しては、再仕上を行うサービスを提供しているところもあります。自分で気をつける以外にも、こういったサービスがあるかを確認して、できるだけトラブルを予防したいところです。

直接店頭でのやりとりがない宅配クリーニングでは、その場で料金が確定しないため、自分が思っていた金額と実際に届いた衣類を業者がチェックしたときの金額が異なることもしばしばあります。特に、自分がジャケットの部類と考えていたアウターがコートに分類されて計算されたケースや、よそ行きのワンピースやドレスなどのは、レースやスパンコールなどの装飾料金が加算されているケースがあります。 また、取扱除外品を間違えて送ってしまった場合なども、着払いで返されてしまうことも発生しています。

そういったトラブルを予防するためにも、事前に依頼をする衣類がどの分類に入るのかなどを確認しておくことが大切です。どうしてもわからない場合は電話などで確認するようにしましょう。特別な装飾がある場合も写真にとってメールで送っておくなどしておけば後でトラブルになることも少なくなります。

失敗しない宅配クリーニングの選び方

宅配クリーニング店の選び方は、「利用しやすいこと」と、「使いやすいこと」の二つがポイントになります。宅配クリーニングは、実店舗が開いている時間に持ち込めない人や、クリーニング店が近くにないという人にはとても便利なサービスです。ホームページで利用できる地域や、申し込みができる時間、クリーニング料金などを確認してみましょう。

利用料金は、主に二つの形態があります。一般的なのは、衣類の種類で値段が決まっている形態ですが、パック料金の形態もあります。この二つを上手に使い分けるのがポイントです。

パックの形態は、洋服の種類ではなく、洋服の枚数で値段が決まります。値段の高い衣服をたくさん出す時には、コスト的に大変お得になります。衣類が少量のときは、通常の種類ごとのコースで出して、たくさんの衣類を出す時には、パック形式を利用するというように使い分けをするのも、お得な方法です。
他にもクリーニング店独自のサービスがありますから、使いやすいサービスがないか、探してみるとよいです。